自分でデザインした刺繍入りの帽子を作ろう!オリジナルキャップの作り方

オリジナルキャップは、チームウェアや企業イベント、地域活動など利用シーンが多く、オリジナルグッズとして人気のアイテムです。個人でオリジナルデザインをプリントしたキャップを作る方も多く、毎日のコーディネートのポイントとしてさりげなく取り入れることができます。

 

帽子にオリジナルデザインを加工する方法はいくつかありますが、おすすめは刺繍加工です。今回は刺繍をおすすめする理由や種類、刺繍のやり方、おすすめのキャップやメンテナンスの方法をについて詳しくご紹介します。

 

オリジナルキャップ作成に刺繍がおすすめな理由

キャップにオリジナルデザインをプリントする加工方法は様々ですが、その中でも刺繍加工が人気です。刺繍は他のプリント方法より立体感のある仕上がりで、高級感があります。特にコットン素材のキャップとは相性が良いため、一番おすすめしたい方法です。

 

有名なブランドで販売されているキャップをみてみると、ブランド名やロゴ、デザインを刺繍で加工しているものが多くみられます。刺繍加工は耐久性が高く、長く使うことができるのも人気の理由です。

 

キャップの刺繍は自分でできる?オリジナル刺繍のやり方

ワンポイントくらいであれば自分で刺繍できるかも?と帽子の刺繍に挑戦してみたい場合や、刺繍が趣味で自分でやりたい場合など、自分で帽子に刺繍をする場合に、やり方に注意してほしい点があります。

 

帽子の種類によっては、刺繍ができるものと非常にしにくいものがあります。メッシュキャップやコットンなどの柔らかい素材の帽子であれば比較的針が差しやすいため、自分で刺繍加工がしやすいですが、硬くしっかりとしたタイプのキャップは、生地が硬かったり分厚かったり、形をキープするための芯地が使われてる可能性があり、針が刺さりにくいことがあります。

 

自分で刺繍をしたい場合には、針を刺すことができる素材かどうか確認してからとりかかるようにしましょう。

 

帽子は曲線が多いので、小さいワンポイント程度であれば基本的に刺繍枠は使用せずにできます。図柄をチャコペンなどの消えるペンで下書きしてから刺繍していきましょう。手差しの刺繍は優しい雰囲気がでるので、オリジナリティ溢れる素敵なキャップに仕上がりますよ。

 

刺繍加工の種類

■デザイン刺繍

生地に直接刺繍をします。一般的に刺繍と言われたら思い浮かぶ仕上がりの加工方法です。独特の立体感と刺繍糸のツヤで高級感があります。データ作成費と刺繍代がかかり、デザインの色や大きさによって加工代が上下します。

 

■ネーム刺繍

指定のフォントで文字だけを刺繍したい場合にできる方法です。チームウェアや作業着などの個人ネーム刺繍によく利用されています。文字サイズに決まりがありますが、条件が合えば刺繍代のみで作成できるためコストを押さえて刺繍を入れることができます。

 

■3D刺繍

3mmほどの厚さを出す刺繍で、デザイン刺繍よりもさらに立体感を持たせることができ、ワンランク上の高級感ある刺繍に仕上がります。ベースボールキャップなどと相性が良いです。線の太さは3mm以上の必要がありますが、デザインの一部を3Dにするなども可能です。データ作成費と刺繍代がかかります。

 

刺繍加工におすすめのキャップ5選

刺繍加工におすすめなキャップは大きく分けて2種類あります。「ベースボール型キャップ」と「メッシュキャップ」です。どちらも野球帽のような形状でキャップといわれたら思い浮かべるタイプの形です。

 

特におすすめのベースボール型のキャップは、綿を使用しているものが多く、刺繍糸とキャップの素材が馴染みやすいため、刺繍加工がより映えるキャップに仕上がります。

 

 

≫Printstar(プリントスター)クラブツイルキャップ


刺繍の映えるコットンタイプのキャップです。目立つカラー展開のキャップのため、Tシャツとおそろいのカラーを選んだりイベント使用に人気です。

 

 

≫United Athle(ユナイテッドアスレ)コットンツイルローキャップ

刺繍の映えるコットンタイプのキャップです。デイリーに使いやすいナチュラルテイストのカラー展開が人気です。

 

 

≫United Athle(ユナイテッドアスレ)デニムウォッシュローキャップ

デニム素材のおしゃれなキャップです。普段のコーディネートにも使いやすくアクセントにもなるキャップをを作りたい人におすすめです。

 

 

≫TRUSS(トラス)オットーキャップ

人気のフラットバイザー!カラバリ豊富なのでお気に入りのカラーが見つかります!

 

 

≫NEWHATTAN(ニューハッタン)デニムフラットバイザー

デニム素材のフラットバイザーです。ビンテージウオッシュ加工を施しており、普段のコーデにも取り入れやすいおしゃれな3カラー展開です。

 

キャップに刺繍をする場合に気を付けるポイント

■刺繍する場所

キャップに刺繍できる箇所は基本的に3か所あり、正面、側面、背面の3つです。側面がメッシュ仕様になっているキャップだと、その場所には刺繍ができないので、どのくらいの大きさの刺繍をどこに入れたいのか明確にしておきましょう。

 

■デザインサイズ

キャップの正面、側面、背面によってそれぞれ刺繍可能サイズが異なります。刺繍をいれたいキャップの種類によって変わりますので希望の刺繍サイズを確認しておきましょう。

 

■デザインの色

刺繍はあらかじめ色のついた糸を使用するため、グラデーションの表現が難しいです。他にも小さい文字、細いデザインなどは難しく、雰囲気程度になる可能性があります。また細かい色指定も難しい場合がありますので、色にこだわって注文したい場合は、あらかじめ相談しておくと安心です。

 

刺繍加工をしたオリジナルキャップのお手入れ方法

オリジナルの刺繍を入れたキャップを長く使っていくためには、定期的にお手入れをしましょう。刺繍をいれたキャップは洗濯機にポイっといれて洗うことは難しいですが、簡単に手洗いできます。

 

【用意するもの】

・洗面器(洗面台でも可)

・中性洗剤(おしゃれ着用がおすすめ)

・新聞紙やチラシ

 

手間がかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、手洗いの流れは3ステップです。

 

①帽子を洗う

用意した洗面器か洗面台にぬるま湯と中性洗剤を入れ、型が崩れないようにやさしく押し洗いをします。ゴシゴシと強く擦らないのが手洗いのポイントです。

キャップ内側の汚れが気になる場合は、押し洗いをする前に洗剤の原液を塗布してしばらく置いてから洗うようにしましょう。そうすることで汚れが落ちやすくなります。

 

使う洗剤はおしゃれ着用がおすすめです。ぬるま湯に洗剤を混ぜて、キャップ全体を洗えば汚れが良く落ちます。

色落ちが心配なときは、白い布に洗剤を付けて目立たない場所をトントンと叩いてみましょう。色が付くようであれば洗濯はせずに衣類用の消臭除菌スプレーなどを使用してください。

 

②すすぎ洗い→脱水

水を何度か入れ替えながらすすぎ洗いをして洗剤を流しましょう。洗剤を流したあと脱水をする際には乾いたタオルで優しく抑えます。

 

③陰干しをする

直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干しをしましょう。直射日光に長時間当ててしまうと、キャップの表面が焼けてしまいます。色褪せや生地の劣化を早めてしまうため、日陰で干すようにしましょう。

セーターの型崩れを防ぐために広げて干す用のネットなどがあれば便利です。

キャップに新聞紙や要らないチラシを丸めて入れると型崩れしにくいためおすすめです。

まとめ|オリジナルデザインの刺繍入りキャップを作ってみよう

帽子のオリジナル刺繍は、デザインや刺繍箇所、素材や形によっていろいろな選択肢があり、自分だけのオリジナリティ溢れるキャップを作ることができます。キャップに自分で刺繍をするやり方ははじめての場合は難易度が高いため、専門の業者に依頼することがおすすめです。

 

プラスワンインターナショナルでは、利用シーンにあったキャップの種類や加工方法をご提案いたします。刺繍の加工費が予算的に合わないという場合も、その他のプリント方法をご提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

 

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