Tシャツの裾上げは簡単にできる!やり方やキレイに仕上がる方法を5つ紹介

昨今、オンラインショッピングを利用する機会が増えましたが、オンラインショッピングだと試着をしてサイズ感を確認することが難しいですよね。イマイチサイズ感がわからないけど、多分大丈夫!と買ってしまうことはありませんか?普段着ているサイズを購入したけど実際に届いたら思ってたよりも大きかった、なんてこともありますよね。

 

オリジナルTシャツを作成する場合でも、実際に試着をしてサイズを決められる機会は少ないため、サイズが大きかった、裾が思ってたより長かったなど、希望していた着丈と異なる場合があります。そんなときは自分でお直しするやり方を知っていると便利です。

 

自分でTシャツの裾上げ・裾直しをすることは特別難しいわけではありません。簡単なやり方からミシンを使った本格的な方法までご紹介していきます。

 

裾上げをする前に知っておきたいTシャツの特徴

Tシャツは洋服の中でも裾上げ・丈詰めをしやすい衣類ですが、実際に裾上げ・丈詰めする時に気を付けたいポイントがあります。Tシャツは糸で作られたループを次々と連続させることで作られたニット(編み物)からできています。そのため穴があいたり切り込みが入ったり、端を切りっぱなしにしたままにすると、くるくるっと丸まったり、ほつれやすくなったりします。

 

また、縫う際に引っ張りすぎると伸びてしまうリスクもあります。Tシャツを裾上げ・丈詰めする場合は、ほどけやすいことや伸びやすいことに注意しながら作業を進めるようにしましょう。

 

自分でできる裾上げ方法5選

Tシャツの裾を短くしたいときにおすすめの裾上げ・丈詰めのやり方が5つあります。

それぞれのメリットデメリットを解説していきます。

 

裾上げテープを使って裾上げしよう

裾上げテープは、裾上げ部分をアイロンで接着することで簡単に裾上げができるテープです。裾上げテープは2種類あります。片面接着タイプは耐久性に優れていますが、テープを隠すことはできません。両面接着タイプは接着後にテープが見えなくなるため自然に仕上がります。

 

アイロンで接着するため綿のTシャツであれば基本的には問題なく使用できますが、低温表示のある生地や、ナイロン・シルクなど、アイロンを掛けることが出来ない素材には使用できません。必ず作業の前にタグを確認しましょう。

 

針と糸を使わずに簡単に裾上げすることができるため、裁縫が苦手な方におすすめです。

 

〈用意するもの〉

裾上げテープ片面接着タイプ、ハサミ、あて布、アイロン、アイロン台

 

〈手順〉

①直したい長さに折った裾にアイロンをかけ、ズレないように折り目をつけましょう。

②裾にテープをあて、一周させたら約2cmほど長くテープを余らせてカットします。アイロンをあてるとテープが縮むので、少し長めにとっておくことがポイントです。

③アイロンテープを水に浸して軽く絞り、接着面を生地にあてます。

④あて布をのせ、アイロンをかけていきます。アイロンは滑らさずに、上から体重をかけるよう10秒前後強く押しあてましょう。アイロンをずらす際にも滑らさずに持ち上げてずらします。

⑤裾をぐるっと一周するまで繰り返したら完成です。

 

アイロンがけが甘かったり、テープに水をしっかり浸せていないと、洗濯を繰り返すうちにはがれてくる可能性がありますので注意しましょう。

 

 

裁縫用ボンドを使って裾上げしよう

裁縫用ボンドを使った裾上げはもっとも手軽にできる方法です。布用のボンドなのでしっかりと接着することができますが、ボンドを塗った箇所は固くなってしまうため手軽にできる半面、仕上がりの美しさにはかけてしまい、Tシャツの素材感を損なう可能性もあります。

 

〈用意するもの〉

裁縫用ボンド、あて布、アイロン、アイロン台

 

〈手順〉

①直したい長さに折った裾を一度アイロンをかけズレないように折り目をつけます。

②折り返した部分に裁縫用ボンドを塗り、接着します。

③あて布をしてアイロンをかけます。3秒ずつ押し当てるイメージでプレスしていきましょう。

④アイロンをかけた部分の熱がとれるまで動かさずに冷ましたら完成です。

 

 

手縫いで裾上げしよう

裾上げテープよりも耐久性がほしい場合には、手縫いがおすすめです。Tシャツは縫い針の穴が目立ちやすいので、細い縫い針を使用することできれいな仕上がりになります。

 

〈用意するもの〉

ニッパー、まち針、縫い針、しつけ糸

Tシャツに近い色の手縫い糸、アイロン、アイロン台

 

〈手順〉

①裾の縫い目をほどいたら、アイロンをかけて元々ついている折り目をまっすぐに直します。

②好みの長さを決めたら三つ折りにしてまち針を止め、アイロンをかけ折り目をつけましょう。

③針に糸を通し、玉結びを作ります。三つ折り部分の裏側から針を入れます。

④折り目の上のきわを1mmほどすくい、三つ折り部分の裏側から針を出します。

⓹3~4mmt程度の間隔で同様に折り目の際の上を1mmすくい、裏側から針を出しましょう。これを繰り返しぐるっと一周縫えば完成です。

 

手縫いの裾上げをきれいに仕上げるポイントは、折り目のきわを1mmほどすくう時に、できるだけ小さくすくうことです。こうすることで、表面から見たときに縫い目が目立ちにくくなります。

 

 

ミシンを使って裾上げしよう

ミシンを持っている方であれば、裾上げにミシンを活用してみましょう。ミシンを使うことできれいに素早く、クオリティ高く仕上げることができます。

一般的な家庭用のミシンで問題なく裾上げが可能です。Tシャツの裾を切って仕上げをする場合は端処理が必要になりますが、切らずに裾上げをすることもできますし、切った場合も裾を三つ折りにすればきれいに裾上げができます。

 

ミシンを使って裾上げをする際には、ミシン糸をTシャツの生地色に合わせたニット用ミシン糸を用意しましょう。

 

〈用意するもの〉

家庭用ミシン、糸切りハサミ、まち針、アイロン、アイロン台

 

〈手順〉

端処理が不要な三つ折りをしてから、一般的な直線で縫う場合の手順を解説します。

 

①Tシャツを裏返し裾を三つ折りにします。まち針で仮止めをしたら、アイロンをかけましょう。

②生地に厚みのある側面の縫い目から縫っていきます。縫い始めの返し縫は不要です。

③1周したら、縫い始めの位置と重なるように縫い、返し縫いをしましょう。糸を処理したら完成です。

 

ミシンで裾上げをする場合のポイントは、生地を引っ張らずにゆっくりと縫い進めることです。直線縫いだとスピードを上げて早く縫ってしまいたくなりますが、ゆっくりと縫ってみてください。

 

 

洋服のお直し専門店に依頼してみよう

自分で裾上げをする方法ではありませんが、自分でやるのは難しいと感じたら、お直しを専門にしている洋服のリフォーム店に依頼することもできます。

費用はかかりますが衣類のプロがお直しをしてくれるので、仕上がりは美しく耐久性も優れています。また店舗に持ち込むことで数時間程度で完成します。

 

Tシャツの裾上げの料金は2,000円が相場といわれています。

「住んでいる地域名」「洋服のリフォーム」で検索をすれば、近くのリフォーム店を探すことができます。来店する前には電話で料金と必要な時間の確認をしておくと安心です。

 

Tシャツのサイズ選びで知っておきたいサイズの見方

Tシャツ選びでは4つのサイズに注目しないといけません。Tシャツのサイズは、主に着丈、身幅、肩幅、袖丈を確認してください。Tシャツを測る際には、必ず平らな場所に広げて図るようにしましょう。

 

身丈: 衿の付け根から裾の先端までを直線で測った長さ

身巾: 両袖のわきの下を直線で測った長さ

肩巾: 両肩の縫い目から縫い目を直線で測った長さ

袖丈: 肩先から袖口の縫い目までを直線で測った長さ

 

まとめ|まずは簡単な方法でチャレンジしてみよう

Tシャツの裾を短くして長さを調整する方法について紹介しました。裾上げといわれると自分でするにはなかなかハードルが高いと思いがちですが、意外と簡単にできる方法がありますね。

購入してみたけれどイマイチしっくりこない、そんなときはぜひ今回ご紹介した方法を元に裾上げに挑戦してみてください。

まずは簡単に手に入ってすぐできる裾上げテープを使ってみるのがオススメですよ。

 

プラスワンでは様々なサイズ・素材・カラバリのTシャツを取り揃えております。ぜひ好みの1枚を探してみてください。

 

\売れ筋のオリジナルTシャツ/

 

 

 

■プラスワンのオリジナルTシャツ一覧はこちら

■プラスワンのオリジナルパーカー一覧はこちら