オリジナルTシャツを着る人たち

【比較表あり】オリジナルTシャツのプリント方法を徹底比較!おすすめTシャツ&業者も紹介

部活動やサークル、イベント、ノベルティやギフト、販売など、様々なシーンでオリジナルTシャツを作る機会があります。プリント業者やプリントサービスはたくさん存在しているため、どこで作ったらいいのか、きれいにプリントできる方法など、たくさんの情報の中から選んで決めて行く作業は大変ですよね。

 

今回の記事では、プリント方法や業者選びの基準を分かりやすくご紹介していきます。読み終わる頃にはきっとプリント方法の特徴や、業者の特徴が把握できるはず!ぜひ参考にしてくださいね。

主要なプリント方法を比較!どんな違いがある?

オリジナルTシャツのプリント方法にはそれぞれ特性があり、デザインによっておすすめの方法が変わります。

たとえば、オリジナルTシャツ作成で一番人気の「シルクプリント」は、発色と耐久性に優れていますが、色数の多いデザインにはあまり向いていません。
どの方法にもメリット・デメリットがあり、仕上がりや価格にも違いが出ます。

ここでは、代表的な4つのプリント方法の特徴を比較しながら解説します。

 

シルクプリント インクジェットプリント DTFプリント 転写プリント
プリント枚数の
目安
10枚以上〜 1〜10枚程度 1〜50枚程度 1〜20枚程度
色数 1〜4色
多色は製版増
フルカラー対応 フルカラー対応 フルカラー対応
プリントできる
生地
綿
ポリエステル
綿
ポリエステル・混紡は
制限あり
綿
ポリエステル
綿
ポリエステル
プリントの
仕上がり
厚みのある
鮮やかな発色
柔らかく
自然な風合い
はっきりとした
鮮やかなプリント
ややシート感あり
色鮮やか
細かいデザイン △ 〇 〇 〇
グラデーション ✕ ◎ ◎ ◎
特殊カラー ◎
蛍光・ラメ・金銀など
✕ △
一部対応可能
△
一部対応可能
耐久性 ◎
洗濯に強い
〇 〇 △
大きいプリントは
剥がれやすい場合あり
製版代 必要
色ごとに版を作成
不要 必要な場合もあり 必要な場合もあり

 

シルクスクリーンプリント:発色と耐久性重視ならコレ!

オリジナル制作の代表的なプリント方法の1つで、人気の高い加工方法がシルクプリントです。市販のウェアやグッズの多くは、シルクプリントで作られています。
インクを流し込むための「版」をデザイン1色ごとに作成して、生地に直接インクを刷り込むプリント方法で1〜4色程度のプリントに適しています。厚手のインクが生地にのるため、濃くハッキリした印象の仕上がりになります。
特殊カラーと言われるゴールドやラメ、蛍光色などにも対応しているため多彩なプリントが可能で、色あせしにくく洗濯にも強いので、長持ちさせることができ、プロ仕様の美しい仕上がりです。本格的で高品質な仕上がりを求める方におすすめです。

 

【メリット】
・発色が良く、はっきりした仕上がり
・耐久性が高く、洗濯にも強い
・特殊カラー対応で多彩な表現が可能
・大量作成でコストパフォーマンスが良い

 

【デメリット】
・色数が増えると料金が高くなる
・細かいデザインや複雑な柄は再現しにくい

 

インクジェットプリント:少量・カラーデザインにおすすめ

多色やグラデーションのデザイン、写真などのプリントに適したフルカラープリントができる加工方法です。機械から直接生地の表面にインクを吹き付けてプリントするため、インクが生地に馴染み、自然で柔らかな仕上がりになります。

製版する必要がないため、色数が何色増えても金額は変わりません。そのため小枚数の作成にも適しています。

 

【メリット】
・フルカラー対応で写真やグラデーションも表現可能
・生地に馴染み柔らかい風合い
・少量作成や1枚からの注文に最適
・製版不要で色数が増えても追加費用なし

 

【デメリット】
・化学繊維へのプリントは制限あり
・大量枚数では色ブレが起こる可能性あり
・ゴールド・シルバー・蛍光色など特色インク非対応

 

DTFプリント:高精細プリントが魅力

デザインを専用フィルムに印刷し、そのフィルムを熱と圧力でTシャツに転写する方法です。
フルカラー対応で、写真やグラデーション、細かいデザインも高精細に再現できます。綿・ポリエステル・混紡など幅広い生地に対応し、小〜中ロットで作成可能です。
仕上がりは柔らかく、生地に馴染むため着心地も良く、比較的耐久性も高めです。

 

【メリット】
・写真やグラデーション、細かいデザインも高精細に再現
・綿・ポリエステル・混紡など幅広い素材に対応
・少量~中ロットで作成可能

 

【デメリット】
・若干のシート感が残る
・大量枚数ではシルクプリントほどコストパフォーマンスが良くない

 

転写プリント:写真やグラデーションに強い

専用の特殊なシートにデザインを印刷した後、Tシャツに熱転写(プレス圧着)する方法です。インクでは表現できないような特殊なデザイン効果や、複雑な模様も、色鮮やかに綺麗に再現できます。また各自の名前や言葉をプリントしたい場合も転写加工がおすすめです。
転写加工の中にもいくつか方法があるため、依頼した業者に一番適した方法を確認してみましょう。

転写プリントのデメリットは、シートを圧着する加工方法のため、プリントが大きくなればなるほど着用した際にシートの貼り付け感が気になります。

 

【メリット】
・写真や複雑なデザインも再現可能
・名前入れや個別デザインに対応
・少量作成に向いている

 

【デメリット】
・大きなプリントはシート感が目立つ
・長期使用でプリント部分が剥がれる可能性がある

用途・シーン別おすすめプリント方法

オリジナルTシャツを作る際は、用途・デザイン・枚数によって最適なプリント方法が異なります。
ここでは主要な4つのプリント方法について、それぞれのおすすめシーンと選ばれる理由を紹介します。

 

■シルクスクリーンプリント

おすすめ利用シーン: チームウェア・スタッフTシャツ・イベントユニフォーム・販売用など

理由: 1色あたりの版を作る必要があるものの、大量枚数を作る場合はコスパが高く、発色が鮮やか。耐久性にも優れ、繰り返し洗っても色落ちしにくい。

おすすめTシャツ:

綿素材

5.6oz ハイクオリティーTシャツ
United Athle(ユナイテッドアスレ)

「よれない」「すけない」「長持ちする」の三拍子が揃ったリーズナブルな価格が魅力のヘビーウェイトTシャツ。

ドライ素材

4.4オンス ドライTシャツ
glimmer(グリマー)

抜群の吸汗性と速乾性!カラー・サイズも圧倒的なラインナップのイチオシ商品! スポーツチームTシャツに大人気です。

 

■インクジェットプリント

おすすめ利用シーン: 写真入りTシャツ、フルカラーデザイン、個人オリジナルTシャツなど

理由: 版を作らず1枚から対応可能。写真やグラデーションなどの細かいデザインを美しく再現できる。

おすすめTシャツ:6.6ozクルーネック半袖Tシャツ makers(メイカーズ)

ヘヴィウエイトTシャツの厚さや着心地をとことん追求し作り上げた「プレミアム」な1枚。
毛羽立ちが少なく、プリントが馴染みやすくなっています。

 

■DTFプリント

おすすめ利用シーン: ロゴTシャツ、販売用アパレル、小ロットの法人・店舗ユニフォームなど

理由: シート転写方式で布地を選ばず、再現性・耐久性が高い。細かい文字や多色デザインもクリアに仕上がる。

おすすめTシャツ:

綿素材

5.6オンス ヘビーウェイトTシャツ
Printstar(プリントスター)

サイズ・カラーが豊富で大人気!生地の厚さがちょうどよく、シンプルで使いやすいシルエット。

ドライ素材

3.5オンス インターロックドライTシャツ
glimmer(グリマー)

生地が滑らかで伸縮性に優れたスマートシルエットのドライTシャツ。型崩れもしにくい1枚。

 

■転写プリント

おすすめ利用シーン: 部活・スポーツチームの団体ウェア

理由: 名前や番号などの個別プリントがしやすく、少ない枚数でも低コストで制作できる。

おすすめTシャツ:4.3オンスドライTシャツ(ポリジン加工) LIFEMAX(ライフマックス)

軽量で吸水速乾性があり、ドライ素材でサラッと快適な肌触り。
抗菌防臭効果付きで汗をかきやすいシーンで人気。

 

【プリント方法別おすすめ一覧(まとめ)】

プリント方法は、デザインや枚数、用途によって最適な方法が変わります。

例えば、大量制作なら発色・耐久性に優れたシルクスクリーンプリント、少量・写真入りデザインならインクジェットプリント、というように使い分けが可能です。

 

オリジナルTシャツ作成プラスワンでは、全国の店舗で生地サンプルを確認しながら相談でき、専任スタッフがデザインや目的に合った最適なプリント方法を提案してくれます。

「どのプリント方法が自分のデザインに合うかわからない」という方も安心して相談してみてください。

 

プリント方法 おすすめシーン 特徴 おすすめTシャツ
シルクスクリーンプリント ・部活
・チームユニフォーム
・イベントウェア
・大量制作向き
・発色
・耐久性が高い
・コスパ◎
綿素材:5.6oz ハイクオリティーTシャツ
ドライ素材:4.4オンス ドライTシャツ
インクジェットプリント ・個人
・少量制作
・写真入りデザイン
・フルカラー対応 6.6ozクルーネック半袖Tシャツ
DTFプリント ・販売
・ノベルティ
・中ロット制作
・高精細
・幅広い素材に対応
綿素材:5.6オンス ヘビーウェイトTシャツ
ドライ素材:3.5オンス インターロックドライTシャツ
転写プリント ・名前入れ
・個別デザイン
・写真も再現可能
・名前入れや個別デザインに対応
4.4オンス ドライTシャツ

【2025年最新】初心者でも安心!オリジナルTシャツ業者比較|価格・対応方法・特徴まとめ

オリジナルTシャツを作成できる業者は多数ありますが、価格・対応スピード・サポート内容には大きな違いがあります。

ここでは、主要5社をサービス内容・価格・サポート体制などの観点で比較し、目的に合った業者を選びやすいようにまとめました。

オリジナルTシャツ業者比較表(2025年最新版)

業者名 特徴・強み 対応形式 店舗対応 デザイン修正 納期目安 価格目安
(1枚あたり)
プラスワン
公式サイト
専任スタッフが企画〜納品までサポート。店舗で生地やサンプルを直接確認でき、企業・団体の大口注文におすすめ。 専任スタッフ対応 ◎
全国に店舗あり
サンプル確認・来店相談可能
◎
データ修正無料
手書きデザインもOK!
〇
約5〜10営業日
一部店舗で即日対応サービス実施
△
オリジナルプリント
公式サイト
Web上で完結。AI自動補正や豊富なアイテムで短納期・低価格に対応。
個人向けに使いやすい。
WEBのみ
シミュレーター
✕ ✕ ◎
3営業日
即日発送対応あり
◎
T-MIX
公式サイト
直感的なデザインツールと短納期対応が強み。イベント向けや個人利用に人気。 WEBのみ
シミュレーター
✕ ✕ ◎
3〜5営業日
即日発送対応あり
〇
UTme!
公式サイト
ユニクロ公式の簡単デザインアプリ。
1枚から気軽に作れる点が魅力。
WEBのみ
シミュレーター
〇
ユニクロ店舗(一部)
✕ 〇
10営業日
店舗ならその場で受け取り可能
△
UP-T
公式サイト
グッズ制作と販売機能が充実。
ブランド運営・小ロット販売に向いているサービス。
WEBのみ
シミュレーター
✕ 〇 ◎
3営業日
即日発送対応あり
〇

 

 

オリジナルTシャツ作成プラスワン|対面サポートで安心の大口注文対応

 

プラスワンは全国に店舗を展開しており、実際に生地サンプルを手に取って確認できるのが大きな特徴です。
オンライン注文だけでなく、専任スタッフによるデザイン相談や対人対応による修正提案など、納品まで丁寧にサポートしてくれます。大口注文の法人・団体の方はもちろん、初めてオリジナルTシャツを作る方にもおすすめです。

公式サイト

 

オリジナルプリント.jp|豊富な商品と使いやすいシミュレーター

 

 

 

Tシャツをはじめ、バッグやマグカップなど1,500種類以上のアイテムを取り扱う業界最大級のサイト。

Web上のデザインシミュレーターが非常に使いやすく、1枚からでも低価格で作成可能です。

色数が多いデザインや写真入りプリントにも対応しており、個人の利用に人気です。

公式サイト

 

T-MIX|短納期でイベント・チームウェアにも強い

 

即日発送にも対応しており、急なイベントや学園祭などでも安心。

高品質なシルクプリントやインクジェット印刷を採用し、デザイン修正のサポートもスピーディーです。

納期重視のユーザーや、団体・企業におすすめです。

公式サイト

 

UTme!|ユニクロ品質で1枚から簡単に作れる

 

ユニクロが運営するオリジナルTシャツ作成サービス。

スマホアプリで撮影した写真やスタンプを使って、誰でも手軽に1枚からTシャツを作成できます。

仕上がりはユニクロ品質で安定しており、ギフトや記念品づくりにも人気です。

公式サイト

 

UP-T|オリジナル販売やブランド立ち上げにも対応

 

デザイン作成から販売まで、すべてWeb上で完結できるのが魅力。

1枚から注文でき、まとめ買い割引でコストを抑えることも可能です。

オリジナルブランドの立ち上げや、ネット販売を始めたいクリエイターにもおすすめです。

公式サイト

まとめ:失敗しないオリジナルTシャツ作りのポイント

オリジナルTシャツを作る際は、「用途」「デザイン」「枚数」に合ったプリント方法を選ぶことが大切です。

シルクプリント・インクジェットプリント・DTFプリント・転写プリントなど、それぞれの方法に強みや仕上がりの違いがあります。

 

発色を重視したい、写真をきれいに再現したい、少ない枚数で作りたいなど、目的に合わせて選ぶことで、完成度の高い1枚が仕上がります。

 

この記事で紹介したプリント方法の比較表や業者一覧を参考に、自分に合ったプリントサービスを見つけてみてください。

用途にぴったりの方法を選ぶことで、理想に近い仕上がりを実現できるでしょう。

 

■オリジナルTシャツ・グッズの作成はプラスワンインターナショナル

■プラスワンのオリジナルTシャツ一覧はこちら

■プラスワンのオリジナルパーカー一覧はこちら

オリジナルTシャツのご相談はプラスワンインターナショナル
  • Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加