自分に合ったTシャツのサイズ感とは?色や着丈や身幅などで印象が変わる!

Tシャツのサイズは、着ている人のスタイルや印象を決める、とても重要な要素。

サイズを間違えてしまうと胴長短足に見えたり、太って見えたりしてしまう事も少なくありません。体にフィットし、シルエットの綺麗なTシャツを選ぶようにしましょう。
また、サイズ感は、個々人の身長やTシャツの色などによっても様々です。そこで今回は、サイズ感を決定づける色々な条件をご紹介していきます。

好みにあったジャストサイズのTシャツを見つける参考にしてみてくださいね。

Tシャツの合わせ方

 

「友だちと同じTシャツを着たのに、なぜか自分の方がスタイルが悪く見える」といった経験はありませんか?

この現象が起こる原因は、自分の体形とTシャツのサイズが合っていないためです。

 

では、体に合ったサイズ感とは、どのようなものでしょうか。

まずは体に合うTシャツを選ぶ際に見るべきポイントをご紹介します。

 

 

1. 着丈(きたけ)

Tシャツの長さをチェックします。美しく見える長さは一般的には「ベルトが隠れる程度か、ベルトの位置よりやや長め」と言われます。基準より長いと胴が長く見えるので注意が必要です。

 

ロングTシャツの場合は、膝上まで長さがあるとバランスがとりやすいです。

曖昧な長さの物はコーディネートが難しいので、避けた方が良いかもしれません。

 

2. 肩幅

 

肩幅と肩の縫い目がピッタリ合っているTシャツはスマートな印象を与えます。

肩幅より大きいと、「体に合っていないTシャツを着ているな」と思われがちです。

 

ビッグサイズのTシャツをゆったりと着ることもありますが、その際は思い切り大きなものにしてしまうことで、体系に合っていないという印象を払しょくできます。

中途半端に大きいと「体に合ってない」印象が強くなり、おしゃれに見えません。

 

3. 襟ぐりの広さ

 

襟ぐりが広すぎると、だらしなく見えます。Vネックの場合も、中央の鎖骨が見える程度が良いです。

夏でも、鎖骨の下のあばら骨が2本以上見えているのは、広すぎかもしれません。

 

4. 身幅

 

身幅も肩幅と同様です。肩幅と身幅が体に合っている細身タイプのTシャツは、痩せてみえます。

 

身幅は服の中に手を入れても、ほとんど膨らまないくらいのゆとりがある程度がベストです。

手の厚みくらいの余裕があるサイズを選んでみてください。

着丈とは少し違う!総丈とは?

着丈と似た用語で「総丈」という測り方もあります。簡単に言うと、洋服の上から下までの長さのことです。

 

しかしTシャツのサイズ表で見かけることはほとんどありません。一般的にスカートやパンツ、ワンピースなどの表記として用いられます。タンクトップやキャミソールの場合も、着丈ではなく総丈と呼ぶことがあります。

スカートやパンツの場合は、腰の上端から裾までの長さのことで、ワンピースの場合は、襟の上端からスカート部分の裾までのすべての長さを総丈と呼びます。タンクトップやキャミソールの場合は、肩紐の先端から裾までの長さのことです。

 

総丈と表記されている場合は、襟も含む上端からの長さを指します。着丈は首の付け根から測るため襟の高さは含まれません。そのため着丈よりも総丈の方が長くなります。着丈も総丈も洋服の縦の長さのことなので一見同じように思えますが、サイズ表を見る際には違いを理解して選ぶよう注意しましょう。

 

身長によるサイズ感の違い

基本的なサイズ感についてご説明しましたが、当然ながら身長によっても印象は大きく違ってきます。

次はご自身の身長や骨格に合わせてTシャツを選ぶときのポイントをご紹介します。

 

 

 

背が低い場合

 

背が低い場合、肩幅よりも大きなTシャツや、ロングTシャツなどの着丈が長いTシャツを着ると、さらに小さな印象を与えてしまうことがあります。

比較的小さめで、体にピッタリしたTシャツを着た方がバランスを取りやすいです。

 

背が高い場合

 

背が高い人は、着丈をベルトより下にするとバランスが良いでしょう。短いと下半身の面積が大きく見え、バランスが悪く見えてしまいます。

背が高いと必然的に足も長くなるので、長めのTシャツにも挑戦してみるのも良いですね。

 

コンプレックス部分が隠れるサイズにする

 

人によっておへそから下の面積が違います。

下半身の大きさが気になる人は、やや長めのTシャツを選んでみましょう。

ヒップラインが気になる方は、前は短くて背中の方だけ長く、お尻が隠れるTシャツなどもおすすめです。

 

「コンプレックス部分を隠すファッションよりは、活かすファッションの方が良い」と言われますが、見せたくない場所がうまく隠れる長さのTシャツを着てみるのも良いと思います。

色によるサイズ感の変化

 

膨張色と収縮色によっても、サイズ感が違ってきます。同じサイズであっても、目の錯覚で小さく見えたり大きく見えたりするのは経験上、皆さんご存知かもしれません。

 

膨張色

 

白やピンク、黄色などの明度の高い色を膨張色と呼びます。膨張色の服は、広がって見えるのが特徴です。

身幅がピッタリでも、膨張色のTシャツは大きく見えるため、全体のバランスが変わります。

 

逆に痩ている人は白系のTシャツを着ることで全体的にまとまった印象を与えることができます。

 

収縮色

 

黒や濃いグレー、紺色などの暗い色は収縮色と呼ばれています。その名の通り、収縮して見える色なので、着痩せ効果が期待できます。

 

収縮色のTシャツを着ると横に細く見えますが、身丈も短く見えてしまうので、全体的なバランスをチェックしましょう。

胴が短く見える効果もありますが、反対に下半身がより大きく見える場合もあるので注意が必要です。

ブランドによってサイズ感が異なる

表記上同じサイズとはいえ、ブランドによってサイズ感が異なることはよくあります。例えば、サイズ表記は同じSサイズでも寸法を確認すると着丈や身幅がワンサイズほど違うということもあります。

 

特に初めて購入するブランドの場合、サイズ表記だけに頼らずしっかりと寸法も確認しましょう。普段着ているブランドの着丈や身幅などと比較してみることもおすすめです。

国ごとに異なるサイズ表記を把握しよう

洋服は店頭で購入するだけではなく、ネットショッピングを利用する機会も増え、国内だけに限らず海外の商品も簡単に購入することができるようになりました。そんなときに確認しておきたいのが、国別のサイズ表記です。

 

上の図は国際基準のXS~XLまでのサイズを日本、アメリカ、イギリス、イタリア、フランスのサイズ表記でまとめたものです。レディースサイズやキッズサイズなどもサイズ表記が変わってきますので、購入してみたいブランドがある場合は一度サイズ表記を確認してみましょう。

口コミやレビューは購入前に要チェック!

 

実際に購入した方が書き込んでいるレビューや口コミがある場合は、購入前に一読してみましょう。特に購入前に現物を確認することができない場合、購入者のレビューや口コミから商品詳細だけではわからない情報を知ることができます。実際の色味やサイズ感、着心地や肌触りなど、レビューや口コミがひとつの目安となります。

また口コミを書く上で体重や身長を目安にレビューを記載してくれる場合もあるため、自分の体系と近しい方のレビューは、着丈や身幅などのサイズ感も参考にすることができます。

オリジナルTシャツ制作で人気のTシャツのサイズ差は?

オリジナルTシャツ製作で使用するTシャツにはたくさんのブランドがあるため、同じサイズでもサイズ感が異なる場合があります。オリジナルTシャツ製作で人気のTシャツを比べてみたところ、ブランドによって数センチのずつ差がありました。

 

の図は、別ブランドのMサイズTシャツを着丈と身幅で比較したものです。おなじMサイズでも身幅は4センチの差があります。一般的に4センチの差があると、ワンサイズ異なると考えてよいでしょう。

まとめ

同じ色、同じデザインのTシャツを着ても人によって印象が変わるのは、人によって体形が違うからです。

今回ご紹介した目安を参考に、身長や体型に合ったTシャツの長さや色を選んでみましょう。オリジナルで、しかも自分に似合ったTシャツが見つかれば、日常が少し豊かになります。

 

ぜひ自分にジャストサイズのTシャツを見つけて、毎日のコーディネートに活かしてくださいね。

 

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